Family Camping in 佐渡


ここ数年は、夏休みというとほとんど近県へのキャンプが主流だった。
今年はどうしようかと思案中だったある日の晩ご飯、長男がふと「トキが見たい!!」と言った。
その一言で、ビールの酔いも手伝ってか、距離的なことは抜きにして「佐渡へトキを見に行く!」ことにする。
早速、その晩からキャンプ場探しと交通手段の確保が始まった。
当然、インターネットが役立ったことは言うまでもない。
佐渡へ渡るには、直江津から佐渡汽船のフェリーを利用するしかないが、直江津までが遠い。
自宅から長野県を縦断し新潟へ行くには、距離もあるし、しんどそう。。。
そこで、実家を中継地点にし、北陸周りで直江津へ行くことにする。
キャンプ場のほうは、やはり出遅れたので、なかなか良いところが見つからない。
国民休暇村の佐渡関岬オートキャンプ場のフリーサイトなら空いていたので、
フェリーの着く小木からは、まるっと反対側だが、
海水浴にもってこいの「二ツ亀」に近いのでそこにする。
水遊びが大好きな次男には、いいだろう。

≪8月11日≫
   直江津を12日の3:20AMに出港するフェリーに乗るため、夜遅くに実家を出発。
   夜道なので、運転が大変だと思うが、主人はあまり気にならないらしい。
   日本海の海岸線と並行して走る高速道路には、トンネルがやたらと多い。   

≪8月12日≫
   直江津港へ着き、予約券と交換する。
   まばらだった車も、出港時間が迫るとどんどん増えてくる。
   ほとんどが関東方面の車ばかり・・・
   やはり、中部地方からの車でのアクセスは、厳しいものがあるのだろう。
   
   車を乗り入れた後、2等客室で仮眠をとる。
   フェリーの揺れもそれほど気にならない。

   5:50AM、佐渡に到着する。
   が、しかし・・・どしゃぶりの雨・アメ・あめ・・・
   とにかく、車から降りられそうもないので、
   七浦海岸まで車を走らせることにする。
   フロントガラスを叩きつける激しい雨、
   今夜はテント泊まり、いったいどうなることやらと
   心配していたが、徐々に雨もやみ始め、晴れ間ものぞいてきた。
   
   七浦海岸のドライブインで、温泉の朝風呂につかり、朝食をとる。
   
   その後、今回の主目的、佐渡トキ保護センターへ「トキを見に行く」
   
   両津の加茂湖畔のモダンな和食店 「味彩」 へ向かい、ランチをとる。
   人気店らしく、開店前から行列が出来ている。
   
   ドンデン山を越えて、対岸のキャンプ場へ向かおうとしたが、
   途中で通行止めの表示があり、戻る。
   海岸沿いの道を遠回りして向かう。
   こういった場合、佐渡の道路網はあまり発達していないので、不便である。
   4日間の滞在中、島を2周ぐらいはしたと思われる。

   キャンプ場へ着き、サイトの設営をする。
   フリーサイトなので、場所決めが難しい。

≪8月13日≫
   佐渡ゴールドパークで、砂金とりにチャレンジ・・・
   その後、尖閣湾でグラスボートに乗り込み、景勝地を満喫。。。

   キャンプ場へ戻ると、地元の漁師さんがとれたてのサザエやトコブシ、うになどを
   売りに来た。
   記憶にないがかなり安くて、サザエの刺身やつぼ焼きなど、
   このキャンプでの一番のご馳走だった。 次の晩も、買って食べた。


≪8月14日≫
   今日は、キャンプ場の近くで海水浴(二ツ亀)と登山?(大野亀)の日。。。
   佐渡の自然を存分に味わった一日だった。
   海辺のキャンプの場合、毎日のように水着やタオルの洗濯が必要で、
   混雑するコインランドリーで、洗濯に忙しい母だった。    

≪8月15日≫
  今日は、帰る日。。。
  小木でたらい船に乗り、1階が魚屋、2階が料理屋の
  その名も魚屋料理 「魚晴」へ向かう。
  1階で魚を選び、調理方法を指定して、
  2階で食べることもできる。
  名物あわび丼や、刺身、煮魚、焼き魚・・・
  魚づくしの昼食をとる。
  1:00PM発のフェリーに乗り、帰路に着く。
  昼間の乗船なので、デッキに出て広い海を眺める。
  水平線が弧を描いているのをはじめて見た。
  地球が丸いことを実感した経験だった。

    (↑佐渡汽船のHPより)
フェリーの航路も国道ということに気がついたプレート。
新潟から両津へ入り、佐和田〜真野〜小木を通り直江津へ
抜ける海上航路を含んだめずらしい国道だそうです。


〜旅行記もくじへ〜    〜佐渡マップでたどる旅の足跡へ〜











SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送